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2021-01-02 23:37:38| 人氣1,719| 回應0 | 上一篇 | 下一篇

【詩譯情箋】工藤直子詩作十首

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(圖為童話屋《原野之歌I》(のはらうたI)的封面。工藤直子1935-將原野上的居民,即植物、動物、昆蟲等生物以及海、雲、風等大自然之物,一一擬人化取名,並站在他們的立場陳述各自的所思所想。昭和五十九年(1984)第一卷刊行以來,部分詩作被收入日本小學國語教科書,尤以螳螂龍二(かまきりりゅうじ)的〈我是螳螂〉(おれはかまきり)一詩最為人知。迄今,「原野之歌」系列出版共六卷(IV及哇哈哈[わっはっは]),受到各年齡層讀者喜愛,長銷不墜

 

 

【作者簡介】

 

工藤直子(1935-),當代詩人、童話作家。生於日治時期臺灣台南州東石郡朴子街(現在的嘉義縣朴子市),昭和二十年(1945)隨在臺灣擔任小學校長的父親返回日本。昭和三十四年(1959)御茶水女子大學畢業,進入廣告公司博報堂負責編寫文案。昭和三十八年(1963)離職後,積極創作詩和童話,詩作以兒童詩居多,兼具純真與溫柔情懷,昭和五十八年(1983)詩集《哲學的獅子》獲得日本兒童文學者協會新人獎。代表作除《哲學的獅子》外,另有《大海的朋友》、《草原的朋友》及「原野之歌」系列。

 

 

[地球]

 

地球

喜歡一身翠綠

尤其下雨過後

洗好的襯衫

將生物如別針般

一一別上

地球顯得威風凜凜

 

翠綠

是你最華麗的盛裝呢

 

[地球は]

 

地球は

みどりを着るのが好き

とりわけ雨あがりは

洗いたてのシャツ

いきものを ブローチのように

くっつけて

地球 いばっている

 

みどりは

お前の 晴れ着だね

 

 

[懷抱]

 

懷抱著

各種物體

 

在風的懷抱下

鳥兒

在天空的搖籃裡嬉戲

在風的懷抱下

花兒

以葉片為枕入眠

 

啊,現在

風朝四面八方吹去

懷抱起地球了呢

 

[だっこ]

 

風は

いろんなものを

だっこする

 

風にだかれて

鳥は

空のゆりかごであそび

風にだかれて

花は

葉っぱをまくらにねむる

 

 いま

風がひろがった

地球をだっこするのかな

 

 

[日記]

 

傍晚的海是太陽的日記本

以光芒為文字

把和雲、風相遇,和螃蟹、海鷗玩耍之

記在海面上

海上飄浮的小島

都是標點符號

「應該沒有漏記的吧

太陽再次照亮海面

然後啪的一聲闔上了「今天」這一頁

 

[日記]

 

ゆうがたの海は 太陽の日記帳です

雲や風と 出会ったことや

カニやカモメと 遊んだことを

光の文字で 海に書きます

海にうかぶ ちいさな島々は

あれは 句読点です

書きおとしはないかと

太陽は もういちど海を照らし

ぱたりと「今日」のページを閉じます

 

 

[小魚乾]

 

小魚乾

別哭泣

不要氣得直咬牙

 

小魚乾

別哭泣

鱗片隱隱作響

 

小魚乾

別哭泣

豎起背鰭來

 

小魚乾

小魚乾

微不足道的小魚乾

 

[ごまめ]

 

ごまめ

泣くな

歯ぎしりするな

 

ごまめ

泣くな

ウロコにひびく

 

ごまめ

泣くな

背びれをたてろ

 

ごまめ

ごまめ

ちびすけごまめ

 

 

 [致大海 小河勇人]

 

總有一天一定會

給大海

搔搔癢

 

[うみへ おがわはやと]

 

ぼくは

いつか きっと

うみを

くすぐってやる

 

 

[我就是我 烏鴉英三]

 

我時常

隱隱約約地想

能有一身變色的羽毛多好

 

隱隱約約地想

能有一副好歌喉唱歌多好

但又想了想

這就是原本的我呀

放下了幻想

振翅向天空飛去

 

[ぼくは  ぼく からすえいぞう]

 

ときどき ぼくは

ほんのすこし

いろつきのはねがほしいなと

おもったりする

 

ほんのすこし

いいこえでうたえたらなと

おもったりもする

でも

これがぼくだと

とんでいく

 

 

[好奇心 小豬花子]

 

我對任何事

都會深究

這就是「好奇心」吧

 

只要灑上點

「好奇心」

全世界

就變得好好吃

 

[こうきしん こぶたはなこ]

 

わたしは なににでも

はなを つっこみます

つまり「こうきしん」なのね

 

「こうきしん」を

パラパラっと ふりかけると

せかいじゅが

おいしくなります

 

 

[快過來 貓頭鷹源三]

 

寂寞的話快過來

我的耳朵

當你談話的對象

 

[おいで ふくろうげんぞう]

 

さびしくなったら おいで

わたしの みみが

はなしあいてに なろう

 

 

 []

 

「喜歡上一個人」

會把心都撕碎吧

 

難怪這麼痛苦

 

[痛い]

 

すきになる ということは

心を ちぎってあげるのか

 

だから こんなに痛いのか

 

 

[]

 

無法脫離

我的人生

 

那麼就在這裡

種朵花吧

 

[]

 

わたしは

わたしの人生から

出ていくことはできない

 

ならば ここに

花を植えよう

 

 

譯自:工藤直子,《工藤直子詩集》(東京:角川春樹事務所,2002),頁28323648498896105114174192

 

圖片來源:http://www.dowa-ya.co.jp/books/poem/noharauta/noharauta1.html

 

台長: 寂寞道人殊一
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全站分類: 藝文活動(書評、展覽、舞蹈、表演)

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