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2009-04-24 12:55:09| 人氣747| 回應0 | 上一篇 | 下一篇

東海書苑

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    最近PCの具合が悪くて、中国語が入力できないので、日本で書きます。時間のあるときに中国語にします。ごめんなさい。

 

店名から、私が勝手に想像していたのは、東海大学のそばにあって、台北の唐山書店みたいな空間としてはシンプルだけど必要な本がちゃんと置いてある本屋でした。

 

実際に行ってみてびっくりしました。まず場所です。現在地は学生街というよりは、わりと高級な感じの住宅地に近い比較的大きな通りに面していました。

 

空間デザインはおしゃれです。真ん中にカウンターがあり、通りに面したガラス張りの方の空間はコーヒー区で、反対側は書棚区になっています。私は本を見ることが目的ですから、じっくり中身を吟味したい本があれば、座る場所を探すことになりますが、ろくな本がなければ、どんなにきれいな椅子があっても、私にとっては無用の長物なのです。

 

カウンターのそばの目立つ場所にディスプレイされていたのは、ブルデューの著作や文化研究の入門書など、社会科学系の学生が読むような本でした。奥には最近巷で話題になっているような小説もディスプレイされていました。

 

私はブルデューの本が私にとって必要なものなのかチェックするために、そこに立ち止まって本をめくり始めました。私のすぐ後ろにはカウンターがあり、足の高い椅子がいくつもおいてあることは分かったのですが、店員が座っているし、カウンターの中にいる店員と向き合って座っているのに、飲料を頼まずに、本を読み続けることはできませんでした。でも、たったままでブルデューの中国語訳本の良し悪しを短時間でチェックするのは、私にとっては至難の業です。しばらくがんばりましたが、そこで買うかどうかを判断することを放棄しました。

 

というわけで、その日の私にとっては、ここにとどまる意義はほとんどありませんでした。ブルデューを抱えて長くたっていたので、疲れていましたし。疲れたところで、私たち一行はここで飲み物を注文し、座ってみることにしました。

 

写真は、私が座った場所から撮影した写真です。

 

椅子と机があって、飲み物があって、眼前に友人がいれば、当然おしゃべりしたくなります(少なくとも私は)。でも、他のお客を見ると、ぱりっとしたシャツを着たサラリーマン風の若い男性がヘッドホンをつけて、パソコンとにらめっこしています。他のお客も一人できているようです。なんだか、ここで友人とリラックスしてコーヒーを飲むことは不可能な気がしてきました。

 

不思議だったのは、この書店の場所や客層と、置いてある本がかなりミスマッチな感じがしたことです。文化研究とか社会学とかの本をよむような輩は、日常のさまざまな現象を観察することが好き、観察結果を仲間と報告しあうことや詠んだ本について議論することも大好きだという印象があります。でも、ここは、椅子と机はありますけど、議論することはできません。それに、他の客の服装などを見る限りでは、高級住宅地の一角にある気取った雰囲気のカフェで、自慢のおしゃれなパソコンを開いて、最新の国際情勢についてネットでチェックするみたいな自己イメージを持っている人が集まる場所という感じでした。そういう人たちは、おしゃれな建築やデザインのグラビア雑誌や、流行のファッション関係の雑誌、世界経済や国際政治に関する入門書や、金持ちの啓蒙書みたいなものを好むのじゃないかしら?と思うのです。そういう本なら、それを読んで議論するというより、「その本を他者の前で広げている」という行為そのものが重要になるからです。

 

あと、私は子供がいませんが、ここは子供づれの母親が気軽に来て子供と本を選ぶっていう感じではありませんでした。これも、「店内でしゃべれない雰囲気がある」ということと関係しています。

 

というわけで、この書店の空間デザインはとても素敵なのですが、私としては、私が受け入れられているのかいないのか、この書店がどんな本を誰に推薦しているのか、ここに1時間以上とどまったにもかかわらず、最後までよく理解できませんでした。

 

素敵なお店だし、私は独立書店を応援したいので、これからもがんばって欲しいと心から願っています。でも、私自身はこの店にあまり歓迎されていなかったようです。もちろん、私と相性が悪いことと、この店の良し悪しとは関係ありません。どのお店にも、どんな人に来て欲しいか/来て欲しくないかという基準があるはずです。私はたまたま「来て欲しい」の範囲に入っていなかったかな、というだけのことです。

 

だから、この文章を読んでも、みなさんはやはりご自身でこのお店に行き、ご自身の身体と五感によって、相性の良し悪しを判断して欲しいと思います。私が自分の感覚を信じるように、みなさんにもご自身の身体の声を信じていただきたいと思います。

台長: 雪子
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全站分類: 心情日記(隨筆、日記、心情手札) | 個人分類: 【台中】消費空間 |
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