1月も半ばになって、ようやく正月気分も抜けて、仕事が始まります。
年末年始の休日は、右往左往していた駅構内も、整然と流れるようになります。
駅構内といえば、混雑した駅構内を歩かせてみると、ゆるやかな広々とした郊外の出身か、せこせこしてあわただしい街中で育った人かが分かります。現在、日本では、人は右側、車は左、と言って、人が歩行する際には右側を歩くように言われます。これは、小さな子供でも知っていることですね。
しかしながら、この、人は右側、というのは、ごくごく最近、60年くらい前に、車との対面交通のために、人を右側に移したからです。それまでは、みんな左側通行でした。左側通行か右側通行かは、各国さまざまなのですが、日本の場合は、在
幕府时代的
日本,由于
武士通常是在身体左侧携带佩刀,用右手持刀战斗,因此也形成了靠道路左侧行走的习惯、という説があります。これが本当かどうか分かりませんが、左側通行でした。
ここで、鉄道の駅構内は、(車が世の中に出てくる前から駅はありますので)、左側通行と決められていて、東京など大きな街の駅構内は基本的に左側通行になるように設計されています。道路交通法でも、駅構内は例外として左側通行、とされていました。これに付随して、地下街や地下道も左側通行で設計されていましたから、街中で生活してきた人は、どこでも左側通行することを身に着けます。子供のころは私たちくらいでも、駅構内では、走らない、と、左側通行、を教えられてきました。ですから、いまだに、東京駅周辺の地下道では、朝の通勤時間帯に、右側通行は現実的に(流れに逆らうので)できません(笑)。これが、混雑する地上でも行われていたりしますので、街中で育った人は、なんとなく左側通行(歩行のときも)で生活しています。
でも、地方の新しくできた地下道や駅は、右側通行、で設計されていますので、普通に問題なく右側通行で生活できます。日本の道路交通法上は、こちらが正しいのですよね。
お正月のような休みには、この二つのタイプの人が地下道や駅構内を歩きますので、えらく(笑)混雑しますし、他人と当たる確立も高くなります。これは、新入社員の多い四月ごろも同じです。
この不可思議な状況に加えて、「左側通行させるからぶつかる!」と、経緯を知らずにいう人がきっといるのでしょう。明らかに、古い左側通行で設計された駅構内に、「右側通行」の表示があったりするので(有楽町駅付近など)ますます混乱します。
とはいえ、最近は順次地下街や駅構内も右側通行に合わせて設計変更されつつありますので、新しい駅では右側のほうが歩きやすくなっていて右側通行と表示されています。でも、長年の、くせ、は取れないので、みんな左側を歩いてしまうようです。
東京へこられる機会があったら、こんなところも見てください。
また、道のどっち側(車の来ない道で)を歩くかは、くせ、として身についていますので、日本人の知り合いがいたら、歩かせてみると面白いかもしれません。おおらかな育ち方をしたか、せこせこと育ったかが分かる??かも。
今日はちょっと長い日本語ですみません。
写真はPIKATAから、お借りしました。
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