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2008-11-20 00:28:16| 人氣256| 回應0 | 上一篇 | 下一篇

イチロー 鈴木 一朗

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選手としての特徴

[編集] 打撃

イチローの5号本塁打
2005年6月17日のニューヨーク・メッツとの試合にて。投手は石井一久

広角に打ち分ける類い稀なバッティング技術(基本的には、変化球を打ちにいき、直球を“詰まりながら”内野と外野に落とすのがイチローのバッティング)を持っていることに加え、左打者でスイングから走り始めるまでの一連の動作も速い分、一塁への到達時間が短い。これは、イチローのバッティングフォームが「打った直後、すでに右足が一塁を向いている」ためである。そのため、他の選手ならばアウトになる内野ゴロが安打になることが多い。また、このような内野安打は「狙って打っている」と語っている[7]。以上、毎年記録される高打率はこのような技術的特徴に裏打ちされて生まれている。

現役プロ野球選手としては小柄なほうで、本塁打数も歴代シルバースラッガー賞受賞者の中でも最も少ない部類に入る。ただし、本塁打に関しては、前マリナーズ監督のボブ・メルビンがケーブルテレビ局・ESPNに「(試合前の)彼の打撃練習を見てみなよ。いつも山ほど(ホームランを)打っているよ」と語っているように、ウェイド・ボッグスと同じくあえて試合では単打狙いに徹していると言われる[8]。また、コラムニスト・木本大志は、イチローが内野安打を打った時と本塁打を打った時では軸の位置に違いがあることを言及している[9]。イチロー自身も『ニューヨーク・タイムズ』紙に「僕にとって、フライを打ってから『あぁ、多分ホームランになるな』と思うシチュエーションになった事は一度もない」と語っていることから、本塁打は意図的に打っている事が汲み取れる[10]。実際それは記録上にも現れており、日本時代の1000本安打目を始め、節目の安打は本塁打が多く、メジャーでの通算本塁打のうち3分の1以上が初回先頭打者本塁打である。また、2007年のオールスター後のインタビューでは「(打率が)2割2分でいいなら、40本(打てる)と言っておきましょう」と冗談混じりながら語っている[11]

四球を望まず[12]積極的に打ちにいく(四球をもらうことを考えるとそれが隙になってヒットを打つ意識が薄れて打てなくなってしまうからと『NHKスペシャル』で発言)タイプで、三振・四球ともに少ない。2005年は年間最多安打記録を更新した翌年だけに打率4割を期待する声が強かったが、『ニューヨーク・タイムズ』紙はイチローのバッティングスタイルを考慮し、4割の大台達成よりもむしろジョー・ディマジオの持つ56試合連続安打記録を塗り替えるほうが現実的との見解を示した[13]。ただし、敬遠の数は多く、年10回以上されることが多々あり、通算でも200個を超えている。

打席に入ると背筋を伸ばし、やや後傾気味に重心を取り、右手でバットを垂直に揃え、左手を右上腕部に添える動作を、1996年シーズンから必ず行うようになった。これは眼の焦点をスコアボードに合わせた後、バットへ焦点を変えることによって、ボールに対する動体視力を一時的に上げる効果があるとも言われている[14]。この特徴的な動作と、バットコントロールの巧みさからイチローのバットはメジャーで「magic wand(『魔法の杖』の意)」と称される[15]。メジャーリーグ移籍直後は日本より数段速いと言われるメジャーの直球に対応するため、ハイキックをやめてオープンスタンスを採用するなど、止めどなく変化を続けるバッティングフォームであるが、2004年シーズン中である6月24日の夜に行ったフォーム改造で、「小さい頃に野球をやっていた時に感じたのと、近い感覚が戻ってきた」と語っている[16]。ちなみにこのシーズン、メジャー記録となる262安打を放っている。2005年からは、四球の数こそ増えないものの、待球により、球数は増えている。2007年からは内角対策のために猫背になることがある。2008年は自分のストライクゾーンを狭めて悪球打ちをせず、ストライクゾーンに来た球だけを振るようにしたことにより、四球が若干増えた。

2001年のメジャーデビュー当初、元マリナーズのチームメイトであったジョン・オルルドはイチローの打撃について5通りの打ち方をすると評した。1つ目はランニング・ワン・ハンダー(半分走りながら片手で打つ)、2つ目はザ・リーナー(ボールに寄りかかりながら打つ)、3つ目はフィストカフ・スイング(なぐりつけるように流し打つ)、4つ目はチップ・スイング(ゴルフのチップショットのように打つ)、5つ目はパワースイング(力で引っ張るバッティング)であるという[17]

[編集] 守備

守備につくイチロー
2001年7月8日のロサンゼルス・ドジャースとの試合にて。

2006年に行われたメジャーリーガー415人による投票「最も肩が強い外野手」で48%の得票率[18]を占める強肩に加え、「レーザービーム」と称されるコントロールのいいスローイングのため、他球団からは最もタッチアップしにくい外野手に挙げられている。そのコントロールの良さは、マリナーズのCMのメイキング映像で、外野からキャッチャーミット目がけて指定したコースにカーブを投げ、ストライクになっている事からも窺える。また、記録には出ないファインプレーも魅力の一つになっている。この守備はメジャーでも高い評価を受け、ゴールドグラブ賞を2001年〜2008年の8年連続で受賞している。広範囲な守備と強肩のため、イチローの守備範囲に納まる打球は三塁打が二塁打になったり、犠牲フライが併殺外野フライになったりする。この事からイチローの守備する右翼は、その背番号と超常現象がよく確認されるというネバダ州の米軍秘密地区に掛けて、「エリア51」と呼ばれていた。

前述の「レーザービーム」は、2001年4月13日のオークランド・アスレチックス戦で、ライトヒットで三進を試みた一塁走者のテレンス・ロングを正確かつ力強い送球で三塁に補殺した際、実況アナウンサーであったリック・リズが「イチローからのレーザービーム攻撃だ!」と叫んだことに所以する。日本では「レーザービーム」という表現が定着しているが、アメリカにおいては特段そのように呼ばれる事はない。インパクトのある送球を全般的に"the Throw" と表現することが多く、この時の送球もそう表現されている[19]

2005年5月2日のロサンゼルス・エンゼルス戦の7回表で、ギャレット・アンダーソンが打ったホームラン性の球を、フェンスをよじ登ってキャッチした。スパイダーマンのように壁を駆け上がって捕ったとアメリカメディアが報道したため[20]、「スパイダーマンキャッチ」と称された。

高校時代は投手をしていたが、登板のない時などは外野手もやっていた。夏の甲子園に出場した際には左翼を守っている。プロ入り後、210安打を放った1994年からは本西厚博(のちに谷佳知)、田口壮とともに当時日本一と言われたオリックス外野陣の一翼を担った。日本時代は主に右翼手を務めたものの、中堅手を任されることも多々あり、一つのポジションに定着することはなかった(1998年は左翼手で20試合以上スタメン出場している。また、オールスターゲーム日米野球戦でも左翼を守ることがあった)が、1999年シーズン以降は右翼手に固定された。メジャー移籍後もほとんどの試合で右翼を守っており、休養時などはDHとして出場することもある。2006年シーズン途中から中堅手にコンバートされ、2007年は中堅手でもゴールドグラブ賞を受賞している。

[編集] 走塁

三塁を駆け抜けるイチロー
2007年9月22日のロサンゼルス・エンゼルスとの試合にて。

1995年と2001年に最多盗塁のタイトルを獲得し、メジャーでは毎年30盗塁以上を記録している。盗塁は成功率を重視し、盗塁数を増やすことはそれほど重視していないとコメントしており、特に2006年頃からはクイックモーションや警戒の不充分な相手投手を選んで盗塁するスタイルをとっている。盗塁数に関しては、年間30から40の間が理想だともコメントしており[21]、2008年シーズンは70試合の時点で30盗塁を稼ぐなど[22]一時は年間70盗塁を超えるペースであったが、中盤から極端に企画数が減り、最終的に40台に終わっている。また、マリナーズ首脳陣からは、自分の判断で自由に盗塁できる権利(いわゆる「グリーンライト」)を与えられている[23]

「走塁は打撃や守備よりも難しい」と口にしており[24]、その理由として、「打撃は成功率が良くて3割強だが、走塁は成功率が10割に近くないといけない」こと、「走塁は、野手の肩や芝生の状態などといったことをすべて考え、それらを踏まえた上で瞬間的な判断をしなければならないから難しい」ことなどを挙げている[25]

怪我のリスクを最小限に抑える目的から、ヘッドスライディングは全くしない。一塁へのヘッドスライディングは最も嫌うところであり、これを行ったソフトバンクホークス川崎宗則に対して苦言を呈し、話題になった[26][27]。また、盗塁や進塁の際アウトになる危険性が高いと判断したときには、トップスピードでのスライディングから急停止して野手のタッチのタイミングを外す高度なフェイントを見せることがある。2005年5月15日のボストン・レッドソックスとの試合では、本塁突入の際ホームベース前で急停止した後、外野からの返球を受けてブロックの体勢に入っていた捕手ダグ・ミラベリの背中を飛び越そうとするプレーを見せた。

[編集] 評価

試合に臨むイチロー
2008年、アトランタ・ブレーブスとの試合前にて。

アメリカの野球専門誌『ベースボール・アメリカ』に掲載された大リーグ30球団の監督による「Best Tools」投票で、イチローは2003年に「ベスト・ヒッター」「ベスト・バンター」「ベスト・ベースランナー」「最速ベースランナー」「守備部門ベスト外野手」「ベスト強肩外野手」「最もエキサイティングな選手」の7部門でトップに輝いた[28]。2006年の投票では、「最もエキサイティングな選手」「最もバントが上手い選手」で1位、「最高の打者」「最高の走者」で2位、「最も俊足のベースランナー」で3位に選出された[29]。さらに2007年の投票でも、「ベスト・ヒッター」「ベスト・バンター」「ベスト・ベースランナー」「最もエキサイティングな選手」「守備部門ベスト外野手」「ベスト強肩外野手」で1位に、「最速ベースランナー」で2位に選ばれるなど、メジャーリーグの監督から高い評価を受けている[30]。2008年のメジャーリーグスカウトによる投票でも、「ベスト・ヒッター」「ベスト・バットコントロール」「守備部門ベスト外野手」「ベスト強肩外野手」「ベスト・ベースランナー」の5部門で1位に、「ベスト・バンター」「最速ランナー」「ベスト・スティーラー」でも2位に選ばれるなど高評価を受けている[31]。『スポーツ・イラストレイテッド』誌では「イチローを首位打者候補に予想しないのは、タイガー・ウッズを優勝候補から外すのと同じ」と評した。

ニューヨーク・ヤンキース捕手ホルヘ・ポサダはイチローをメジャーリーグでもトップ5に入る選手だと語り、同チームの王建民は試合開始前のイチローにサインを3つも頼んでいる。同僚のジャロッド・ウォッシュバーンは「(イチローは)何でもできるから、もう何をやっても驚かない」「だが、(手の内を)全部見たと思っても、また違う何かをやってみせる」と寸評している[10]。また、哲学者梅原猛は著書で「精進と禅定、すなわち一生懸命に働くこと、そして集中すること。彼は、仏教の教えを野球という仕事を通して実践し、人間を磨きあげていると感じる」と評している。

台長: sakanaimmune
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