東海道新幹線 利用者29%減
3月29日 22時53分
東北関東大震災発生後、28日までの東海道新幹線の利用者は、ビジネスや旅行の利用が大幅に減っているため、去年の同じ時期と比べて29%減少しており、JR東海は、このままでは、3月は、1か月間の下落幅が過去最悪となるという見通しを示しました。
JR東海によりますと、東北関東大震災が発生した今月11日から28日までに東海道新幹線を利用した人は、去年の同じ時期と比べて29%減少しました。JR東海では、このままでは、3月の利用客は、新型インフルエンザの影響などで前年の同じ月に比べて15%減少した、平成21年5月よりも下落幅が上回り、1か月間の下落幅が、昭和62年の会社発足以来、過去最悪となるという見通しを示しました。これについて、JR東海の山田佳臣社長は記者会見で「震災で企業の経済活動や旅行での需要が完全に冷えきっており、阪神・淡路大震災に比べて、深く、長期間にわたって影響が出るのではないか」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110329/k10014981161000.html
文章定位: