最近在大阪的「個室ビデオ店=個室錄影帶店」發生火災,十五個人死亡。火災發生的是深夜,受害者都是中年男性。
我曾經在新宿看過「個室ビデオ店」的看板,但是從來沒有想過進去,甚至連在門口停留也不敢。對我來說,它是純男性空間。
這次事件讓我確認,上述的認知並不是我一個人的幻想,實際上,它的使用者真的男性居多。
就算我跟男人一樣活在東京,我跟他們的都市經驗一定差很多,多到無法彼此了解彼此的感受吧。
如下文章是「個室ビデオ店=個室錄影帶店」的報導:
「アパートより安くて楽」 個室ビデオ店、事件後も盛況(3/3ページ)
2008年10月2日
15人が死亡した大阪・難波の個室ビデオ店放火事件は、
発生当時、店には男性ばかり20人以上の客がいてほぼ満室だった。低料金の宿泊施設にもなっているという個室ビデオ店とはどんな空間なのか。難波にある競争店と、事件が起こった店舗の系列店を訪ねた。(岡本玄)
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事件発生から24時間もたたない、2日午前0時過ぎ。
火災現場の「試写室キャッツなんば店」にほど近い大阪・ミナミの個室ビデオ店には、フリーター風の若者やタオルを頭に巻いた建設作業員、ネクタイ姿の男性らが数分間隔で入っていった。
受付は雑居ビルの2階。
「いらっしゃいませ」。棚の整理をしていた男性店員が声をかけてきた。カウンター前の棚には成人向けのDVDがずらり。下段には一般向けの作品も並ぶ。いくつか選んで受付へ。午前9時まで滞在できる「宿泊」コースを選んだ。料金は2千円。
自宅がある堺市までタクシーで帰れば、4千円近い。付近のビジネスホテルはシングルで6千円以上、カプセルホテルも3千円以上が大半だ。シャワーも使えるこの店は、確かに割安と感じた。
全27室中、24室が埋まっていた。事件の影響はないようだ。店員は「アパートより安く、トイレや風呂の掃除も必要ない。ほぼ毎日来店されるお客さまもいます」。万が一の時の避難方法を尋ねると、「キャッツとは違うから。2カ所ある非常口は、ドアにそう書いてあるので見て下さい」。入り口近くの個室を指定された。
室内は幅約1.2メートル、奥行き約2.2メートル。天井は高いが、中にいると圧迫される感じがする。天井に火災の感知器、ドアの上には通気口があった。
自由に使えるテレビやDVDの再生機器、パソコンなどが置かれ、壁の注意書きには部屋は防音設計で音が外に漏れない仕組みだとある。だが、他の客がドアを閉める音や店員の声も聞こえてくる。
店員によると、関西では4年ほど前に大阪・ミナミで従来の半額の「1時間500円」を掲げる店が現れ、価格破壊が進んだという。「その一例がキャッツだった」。この店も当初の半値近くまで下げたという。
3時間ほど滞在してみて、室内は快適だったが、宿泊するとなると、やはり布団がいいなと感じ、午前5時ごろ、外に出た。
朝、店の外に出てきた大阪市北区の男性会社員(53)は「この辺で一番安いから、何度かキャッツを使っていた。事件を見て、ちょっと高い店を選ぶことにした」と話した。
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キャッツの系列店は大阪、京都、神戸に6店舗ある。大阪市内の店を1日朝、利用した。
2階建ての店内には、清涼飲料水の自動販売機のほか、ホットドッグや焼きそば、菓子やカップめんが売られ、電子レンジやポットも備えられていた。料金は60分500円だが、午後11時~翌午前10時の「ナイトコース」は1500円と格安。200円追加すれば、シャワーが使える。
受付から個室へ続く通路は幅約1メートル。個室のドアはすべて通路側に向けて開くため、通路はほぼふさがれる。火災が起き、暗闇の中を手探りで進む時に、ドアにぶつかったら……。背筋が凍るような気持ちになった。
天井に火災感知器は見つけたが、店外への出入り口は1カ所しか見当たらなかった。
指定された個室には、前の客が残したのか、スーパーのポリ袋があり、菓子パンの空き袋とジュースの空き箱が入っていた。部屋の大半を「ソファベッド」が占める。ヘッドホンをしてテレビやDVDの音声を聞くと、外の音はまったく聞こえない。
約1時間滞在した後、一泊して店を出てきた大阪市内の男性会社員に、なぜ利用するのか質問すると、「ネットカフェは女性も使うが、個室ビデオ店は男だけなので気兼ねがない。旅費を浮かすために、出張先でも使うことがある」と話した。
キャッツの系列店は事件後、順次臨時休業して再開のめどはまだたっていない。
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〈個室型店舗の防火態勢〉 個室ビデオ店など不特定多数の客が利用するすべての個室型店舗には、消防法により、自動火災報知機、消火器や誘導灯などの設置が義務づけられている。一方、一定規模以上の旅館やホテルに義務づけられているスプリンクラーの設置は、11階建て以上の建築物に入居しているか、店舗の延べ床面積が6千平方メートルを超えるなどの場合以外は通常求められない。通路幅に関しては、劇場や飲食店などは大阪市の条例で基準が定められているが、個室型店舗は対象外とされている。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200810020070.html
ネットカフェから個室ビデオ店へ、宿泊者が流れる理由は
「火事は怖いが、また利用すると思う」。1日、大阪・ミナミの個室ビデオ店を訪れた男性会社員(36)は話した。時間制の料金は1時間で千円ほど。陳列されたDVDを選び、好みの個室で見る。
個室ビデオ店は多くが24時間営業で、ホテル代わりの利用をあてこみ、深夜から朝までのコースは千~2千円の低料金。ネットカフェとの客の奪い合いは激しい。ミナミの別の店の従業員は「年々競争が激しくなっている。泊まる人はほとんど日雇い労働者や建築現場で働く人。安い料金を売りにするしかない」。
東京や大阪の繁華街近くのビジネスホテルに泊まると安いところで6千円前後。カプセルホテルは東京23区で3千~4千円、大阪市内でも2500~3千円が主流で、個室ビデオ店は確かに安い。
個室ビデオ店が全国にどのぐらいあるか、実態はつかめない。店に備えられているDVDなどの7~8割以上がアダルトソフトなら風俗営業法に基づく届け出が必要だが、届け出店はわずか。午前0時から日の出までの営業ができなくなるため、意図的に届け出ない店も多いとみられる。
17の政令指定市のうち14市が店舗数を把握していた。大阪、札幌が各約50店、横浜が30店、神戸が10店など計約190店。東京消防庁は「把握していない」とする。大手チェーンのホームページによると都内だけで40店以上。東京は格段に多そうだ。
宿泊者には、住まいを失った人たちも少なくない。東京都の男性(30)は一昨年初めから1年間、日雇いの仕事をした。始めはネットカフェに泊まっていたが、徐々に個室ビデオ店を使うように。「ネットカフェより疲れがとれた」。完全な個室のため、周りの音に悩まされることが少ないという。
危険であることは利用者も感じている。東京都内の男性(45)は昨年、個室ビデオ店などを約半年間、転々とした末に自殺未遂。車中生活や野宿も体験した。「安全な場所は料金も高い。野宿と比べればとても快適」
市民団体「生活保護問題対策全国会議」事務局長で、ホームレス支援に取り組む小久保哲郎弁護士は「今回の惨事を、弱者が個室ビデオ店に集まる社会の実態にきちんと目を向けるきっかけにしてもらいたい」と話した。
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www.asahi.com/kansai/news/OSK200810010194.html&h=405&w=256&sz=42&hl=zh-TW&start=5&sig2=NnVjFEOcYUy0rZjMXfnGpA&um=1&usg=__Pr0ETFjpzTVlk8z9E6XEV29KoAU=&tbnid=GXDPWdKEyU3M8M:&tbnh=124&tbnw=78&ei=5bnpSLfUIYSQswL0rbWiCg&prev=/images%3Fq%3D%25E5%2580%258B%25E5%25AE%25A4%25E3%2583%2593%25E3%2583%2587%25E3%2582%25AA%25E5%25BA%2597%26um%3D1%26hl%3Dzh-TW%26sa%3DN