パソコンの関係で中国語が入力できないから、日本語で書きます。
雀の子が家のベランダに落ちていた。
ベランダでそのままにしておいて死なれては困るので、獣医に見てもらうために捕まえて、かごに入れてでかけた。
1件目は、「うちは犬しか診ないから。」と断られた。医者はかごの中を一瞥する事もなかった。
2件目も断られた。どこに行けば診てもらえるかも知らないって。
3件目は、「うちはやってないけど嘉義大学の病院に連れて行けば良い」と教えてくれた。
嘉義大学に行ったら、守衛に「ここじゃない、別の校区だ。」といわれた。その守衛は、獣医部門の電話番号を知らないし、私たちのために調べる事すら拒否した。
次に路上で見かけた獣医に立ち寄ったら、「鳥は診ない」といわれただけでなく、「雀は害鳥だから、どのような応急処置をするのかなんて、教科書に書いてないから知らないよ」と言われた。もちろん、他のどこの病院で診てくれるかなんて、知る訳がない。
そうなんだ。人に害がある生き物、教科書に書いてない動物については助ける必要がないっていうのが、獣医学科の教育な訳ね。今日は、すっごく勉強になりました。
「雀よりよっぽど私たちに害を与える人々がいるんですけど、彼らはどうなるんですか?」って言ってやりたかったけど、雀の事が心配だったから、無視した。
私は、昨日買い物へ行く途中で見た「高医動物病院」が「24時間急診」と書いた看板を掲げているのを思い出した。昨日は、「高雄医学大学には獣医学科がないのに変なの」と笑ったが、今日はそれどころではない。一か八か、行ってみる事にした。
「高医動物病院」は雀を診断する事ができる医師がいた。レントゲンを撮影して、飼育に関する説明を聞いて、800元なり。
みんなは私の事を無駄な事をする馬鹿だと思っているみたい。
人の商売にケチを付けるつもりはないけれど、「犬しか診ない」っていうのは「金にならねえ動物なんて診るきねえよ」って宣言しているのと一緒でしょ。自分の能力の問題でそうしているのなら、せめてどの医院なら自分の専門外の動物を診てくれるかくらいの知識はあっても良いと思のだけど。台北のとらを診てくれる哲生動物病院の先生は、亀を診てくれる病院をすぐに教えてくれた。
人間も動物も一緒ね。金にならない存在は門前払い。
結構な事ですね。
私だって一円の価値もないですから。
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