這是我正在閱讀的Frankl的書
在我手上的還是昭和36年出版的舊版
這本書的譯文比其他著作集的文章還嚴肅
加上需要背景知識
等我看完在整理閱讀筆記
フランクル・セレクション 3
識られざる神
DER UNBEWUSSTE GOTT / LOGOS UND EXISTENZ
「無意識の精神性の発見によってエス(無意識)の背後に自我(精神)が見出されたのであるが、今や無意識の宗教性の発見によって内在的自我のさらに背後に超越的汝が見出されたわけである。つまり自我が「無意識でもあるもの」であることがわかり、無意識が「精神的でもあるもの」であることがわかった上に、さらにこの精神的無意識が「超越的でもあるもの」として開示されたわけである。」(本文より)〉
精神医学と宗教は、どのような関係を持ちうるのであろうか。無意識が内在する宗教性を、人間の実存を解明する鍵として考察し、精神療法への応用を志向する。講演集「ロゴスと実存」を併収。
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「識られざる神」の著訳者:ヴィクトール・E・フランクル
Viktor Emil Frankl
1905年、ウィーンに生れる。ウィーン大学卒業。在学中よりアドラー、フロイトに師事し、精神医学を学ぶ。第二次世界大戦中、ナチスにより強制収容所に送られた体験を、戦後まもなく『夜と霧』に記す。1955年からウィーン大学教授。人間が存在することの意味への意志を重視し、心理療法に活かすという、実存分析やロゴテラピーと称される独自の理論を展開する。1997年9月歿。著書『夜と霧』『死と愛』『時代精神の病理学』『精神医学的人間像』『識られざる神』『神経症』(以上、邦訳、みすず書房)『それでも人生にイエスと言う』『宿命を超えて、自己を超えて』『フランクル回想録』『<生きる意味>を求めて』『制約されざる人間』『意味への意志』(以上、邦訳、春秋社)。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
佐野利勝
さの・としかつ
1918年大阪府に生れる。1941年京都帝国大学経済学部卒業。1946年京都大学文学部卒業。京都大学・滋賀医科大学名誉教授。訳書 ピカート『ゆるぎなき結婚』(1957)『人間とその顔』(1959)『神よりの逃走』(共訳、1963)『沈黙の世界』(1964)『われわれ自身のなかのヒトラー』(1965)『騒音とアトム化の世界』(1971).E.フィッシャー『ベートーヴェンのピアノソナタ』(共訳、1958)A.ゲース『不安の夜』(共訳、1966)(以上みすず書房)。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
木村敏
きむら・びん
1931年外地に生れる。1955年京都大学医学部卒業。現在京都大学名誉教授。河合文化教育研究所主任研究員。精神病理学専攻。著書『自覚の精神病理』(紀伊國屋書店,1970)『異常の構造』(講談社、1973)『時間と自己』(中公新書、1982)『偶然性の精神病理』(岩波書店、1994)『心の病理を考える』(岩波新書、1994)『分裂病の詩と真実』(河合文化教育研究所、1998)『木村敏著作集 全8巻』(弘文堂、200l)ほか.訳書 ビンスワンガー『現象学的人間学』(共訳、1967)ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトクライス』(共訳、1975)テレンバッハ『メランコリー』(1978、1985)(以上みすず書房)ほか。
http://www.msz.co.jp/book/detail/08003.html