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2008-03-19 07:37:06| 人氣124| 回應0 | 上一篇 | 下一篇

像是戰場【轉載】

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生活道に兵士満載トラック 『アバは戦場だった』 チベット自治州ルポ
2008年3月19日 07時10分

【アバ・チベット族チャン族自治州(中国四川省)=平岩勇司】中国のチベット政策をめぐる暴動で、多数の死傷者が出たというアバ県がある自治州に十八日、入った。抗議行動はアバ県の近隣にも拡大。人民解放軍の部隊が次々と投入され、民衆を威圧するように一帯に展開している。

 「ちょっと、車に入ってくれ」。ここは、成都から約二百キロ北西にある自治州南部の理県。アバ県から帰ってきたという運転手は、状況を尋ねる記者を車内に招き入れ、「アバは戦場だった」と小声で語る。

 「民衆は役所に投石して商店や車に火を付け、中国国旗を引き裂いた。警察の発砲でリーダーの僧侶数人が射殺され、警察官も何人か死んだ」

 アバ県では十六日、チベット仏教僧侶や民衆数千人が「チベット独立」「ダライ・ラマ十四世帰還」などと叫び、県庁舎を包囲。治安当局は催涙弾を放ったが、民衆らを解散させられず、発砲に踏み切ったようだ。自治州北部ではアバ県以外に紅原県、マールカン県など五カ所以上へ抗議行動が広がっている。

 理県から北上し、二千メートル級の山々に挟まれた川沿いの道を走る。太陽の光が清流に反射する景観は、神々しさすら感じる。しかし、走るのは軍用車両ばかり。自動小銃や盾を携えた兵士を満載したトラックと装甲車約八十台が、一般車両を停車させ、わが物顔で通り過ぎた。アバの市街地では主要道路に軍隊や装甲車が展開し、戒厳令さながらと伝えられている。

 途中の集落で会ったチベット民族衣装の女性は「暴動は共産党の腐敗に対する不満が爆発したのさ」と吐き捨てた。共産党地方幹部は、食糧補助費や教育助成金を着服し、民衆の生活を踏みにじっているという。「中央が腐敗防止のラッパを鳴らしても地方には届かない」。ラサでの暴動を携帯電話などで知り、怒りに火が付いた。

 自治州の政府庁舎があるマールカン県の手前の検問では、自動小銃を持った警察官が「交通規制のため、地元住民以外は一切進入できない」とさえぎった。記者が「なぜ交通規制で自動小銃が必要なんだ。暴動が起きているはずだ」と尋ねると、「日本の警察も自動小銃ぐらい持っているだろう。理由を言う必要はない」とぞんざいに答え、記者らを追い返した。

(東京新聞)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008031990071016.html
僧侶が消え「ぞっとした」 ツアー客が現地から帰国

街から僧侶が消えた。外国人も歩くことができない。中国チベット自治区ラサで起きた暴動。18日に帰国した日本人ツアー客や添乗員らは、成田空港で「ぞっとした」などと緊迫した現地の様子を語った。

 成田を12日に出発したキャラバントラベル(東京都)のチベットツアー。添乗員の高鹿剛幸さん(28)らは現地時間の15日深夜、北京の日本大使館から「ホテルから一歩も出ないように」と連絡を受けた。

 高鹿さんは「ラサには7回ほど行ったが、今回は通常開いている店もシャッターが閉まっていた。街中を歩いている僧侶の姿も全く見なかった。ぞっとした。ラサの駅からホテルまでバスで移動する際、銃を持った警察官に3回、検問を受けた」と話した。

(3/18 21:41)

http://www.kobe-np.co.jp/knews/0000880058.shtml
硬軟両様の封じ込め・民族融和策へ 「反漢族感情」熟知の胡主席
2008.3.17 21:22

【北京=野口東秀】中国の胡錦濤国家主席と騒乱が起きたチベットとのかかわりは深い。胡主席はチベット自治区のラサでの騒乱を押さえ込んだが、これを「分裂主義者」の行動と位置づけ、今後も強権力で断固封じ込める方針だ。一方、チベット族の民心離反の深さが浮き彫りとなったことで、政策の見直しが迫られるのも必至だ。経済的見返りを軸にチベット族の懐柔策をさらに進め、硬軟両様の「民族融和」策を進めるとみられる。

 胡主席とチベットとのかかわりはこうだ。1987年、ダライ・ラマ14世の米議会でのチベット和平提案に中国政府が反発、拘留していたチベット族8人を処刑して以降、「デモ-鎮圧-死傷者発生」が繰り返された。88年、故胡耀邦総書記が派遣した自治区党委員会書記が責任を問われ、代わりに胡主席が書記に就任した。

 89年1月、当局は僧侶らを公開裁判の上、一部を処刑したとされ、同年3月の戒厳令布告につながっていく。戒厳令は翌年5月まで続き、強硬策が進められた。

 胡主席はチベットでのデモ鎮圧などの功績が評価され、中央指導部に抜擢(ばつてき)されたわけだが、チベット族の潜在的「反漢族感情」を熟知しているのは間違いない。

 胡政権は、寺院補修を含め大量の財政支援を惜しまずチベットの総合経済力を向上させた。2006年には「青蔵鉄道」を開通させた。この政策は「豊かさを享受させることで感情を和らげ、独立運動に関心が向かないようにするのが狙い」(専門家)だったはずだ。しかし現実は、移住漢族が政治権力を事実上独占し、経済も握った。

 今回の騒乱は豊かさを実感できないチベット族の憎悪が爆発したと言える。現在のチベット自治区トップの張慶黎党委書記は胡主席の知己で信頼する“右腕的存在”だ。胡主席は、早急に両民族の経済的利益配分の調整を進めるよう張書記に指示を出すとみられる。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080317/chn0803172122019-n1.htm

台長: 雪子
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