ガンバ大阪−天皇杯優勝
G大阪がJ1昇格年に3冠達成…
宇佐美&パトリック弾で4度目の天皇杯制覇
SOCCER KING 12月13日(土)15時53分配信
天皇杯決勝が13日に行われガンバ大阪とモンテディオ山形が対戦した。
今季J1昇格年ながら、リーグ戦とヤマザキナビスコカップを制覇しているG大阪は、2000年に鹿島アントラーズが達成して以来の3冠がかかった一戦。一方、昇格プレーオフを制して4年ぶりのJ1復帰が決まっている山形は、初の天皇杯決勝進出。優勝すればAFCチャンピオンズリーグの出場権が獲得できる。
横浜の日産スタジアムで行われた試合は開始早々の4分に動く。東口順昭からのロングボールをパトリックが頭ですらし、ボールを受けた宇佐美貴史がワントラップからのボレーシュート。一度は山岸範宏が防ぐも、こぼれ球を再び宇佐美が押しこみ、ガンバ大阪が先制に成功した。
22分、山形のCKからG大阪がカウンターを仕掛ける。ハーフライン付近でDFとの競り合いに勝った宇佐美がドリブルで持ち上がり、切り返してから左サイドを上がっていたパトリックにパス。エリア内左でボールを受けたパトリックは、味方のサポートで山形DFのマークがずれた隙を狙いシュートを放つと、ゴール右に突き刺さり追加点となった。
反撃したい山形は27分、エリア手前の右でボールを受けたディエゴが反転し左足を振り抜くが、強烈なシュートは枠の右に逸れた。前半はこのまま動かずG大阪が2点リードで前半を折り返す。
後半に入って46分、G大阪は一本のパスで抜け出したパトリックがエリア内でシュートを放つが、枠をとらえられない。3分に山形は、右サイドからのクロスを當間建文がヘッドで合わせるが、これも枠をとらえられなかった。
すると62分、山形は左サイドから石川竜也が中央へ折り返すと、手前で松岡亮輔が触り、さらに今野泰幸の体に当たり少しコースが変わるが、そのボールを中央でロメロ・フランクが蹴り込んでゴール。山形が点差を1点に縮めた。
このゴールで山形に勢いが増す。69分に、少し距離のあるFKを宮阪政樹が直接狙うが東口がキャッチ。さらに71分には、エリア内のロメロ・フランクとのワンツーで、ディエゴが枠の左下を狙った強烈なシュートを放つが、これも東口が何とか弾き出した。
一方のG大阪は81分に、倉田秋からのパスをエリア手前の正面で受けた宇佐美が、ダイレクトでシュートを放つがボールはクロスバー上部に外れた。85分、今度は遠藤保仁のパスを受けた宇佐美が、再度エリア手前の正面で右足を振り抜くと、反応した山形DFの足に当たり、ゴールはそのままゴールに吸い込まれた。G大阪が終盤にリードを2点に戻した。
試合はこのまま終了。G大阪が3-1で山形に勝利し、2009年以来で松下電器時代を含む通算4度目の天皇杯優勝を果たした。G大阪はJ1昇格年では史上初となる3冠を達成。3冠は2000年の鹿島以来の14年ぶりで2クラブ目の快挙となった。
遠藤 大好き!!
遠藤 保仁(えんどう やすひと、1980年1月28日 - )
は、鹿児島県桜島町(現:鹿児島市)出身のプロサッカー選手。
Jリーグ ディビジョン1・ガンバ大阪所属。日本代表。ポジション
はミッドフィールダー。実兄は元サッカー選手の遠藤彰弘。
日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録保持者、
2009年アジア年間最優秀選手。
10年連続Jリーグベストイレブンにも
代表最多出場記録にも歩を止めない、
稀代のMFの飽くなき向上心に迫る。
正確で高い技術と、卓越した戦術眼を兼ね備え、ガンバ大阪の中心人物、そして日本代表の心臓として、国内はもちろん、世界とも戦っている遠藤保仁。どんな状況においても飄々とした姿勢を崩さず、ガンバでプロ初のキャプテンに就任しても、チームメイト曰く、「キャプテンになる前と全く変わっていない」そうだ。あくまでも冷静沈着でマイペース。そんな彼がなぜ、ジーコ、オシム、岡田武史、現在のザッケローニと監督が変わり、代表メンバーの顔ぶれが変わっていく中で日本代表に名を連ね続けられているのか。プロで生き残るための考え、在り方を探ってみた。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/遠藤保仁
http://www.pia.co.jp/konohito/yasuhito_endo/index.php
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