こっちは辛口だと言われましたが、辛口ついでにもうひとつ。
今日は本来連休ですが、連休中日の明日会議があるので、連休を楽しんでいません。ぷらぷらと会社に出てみると、単身赴任の偉いさんも仕事をしていました。日本ではお彼岸なので、ほんとは家族と一緒に先祖の墓参りをしたりする日なのですが、そうもいかず、なかなか大変そうです。ぷらぷらと生きている私は、ちょっと反省したりしますね。
巷では、きずな、とか、家族がともに、とか言われていますが、この国の根幹を支えているのは、こうして日本独特の「単身赴任」で、家族と離れて仕事をしている人たちなんだろうと、しみじみ思います。最近は、こういう人たちがいないと、地方の工場というか、地方都市そのものがシステムとして廻っていかなくなってきています。こういうひとたちがいてこそ、地方の人たちが家族と一緒に安心して暮らしていけるのです。
絆、きずな、と声高に言っている人は、そのあたりも分かって言っている、のだと思いたいですが。
さて、今日は雨がちですが、身体を動かさないで、呑んだり食べたりばかりなので、自転車で散歩に出かけました。たまには小径車で、と、ダホンの折りたたみバイク、ボードウォークで朝からポタリングに出かけましたが、なかなかたいへんです。
都会に比べて自転車が、とくに小径車が、とても走りにくい。
細い路地でも、車がばんばんスピードを出して走っていきます。すぐクラクションを鳴らして、恐い限り。水しぶきも飛ばされます。車社会そのものです。恐いので歩道に上がると、歩道は段差がとても大きく、ガタガタです。20インチの小径車ではとても走り難い。歩道のない道も多く、こんな町ではなかなか自転車に乗るのはたいへんです。ですから、みんな車に乗ります。近所にちょっとした買い物に行くのに、とても年配の人でも車に乗るので、健康にもよくないし、そもそも危ない。まあ、車は日本の基幹産業ですから、ある意味仕方がないのかも。
私ももちろん、時には車にも乗るので、あまり偉そうなことは言えませんけど(笑)。
それでも、この町は「環境にやさしく」を謳っています。
細かい路地の奥まで、車がそこのけそこのけ、とクラクションを鳴らして走り回る町で、「レジ袋を有料化した」だけで、「環境にやさしい町」を胸を張って謳うのは、地方の民度の低さをさらけ出しているようで、悲しいものがあります。
ことわっておきますが、地方はやはり人はとても優しい。
コンビニでも、駅でも、食堂でも、東京に比べると、人はほんとうに優しくて親切です。この優しさと、車社会の恐さとが、どうもアンバランスで、なかなか理解できないものがあります。
今日も辛口ですみません。別のページは、のんびりと書かせてもらっていますので。よろしく。
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