プライド＠日本語日記　某工程師之生活 2

2006-01-20 16:34:11| 人氣857| 回應0 | 上一篇 | 下一篇

プライド

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電車は好きだが、ラッシュは嫌いなので、研究所に出るときはいつも自転車で行くけれど、本社に行くときはしかたなく電車を使う。7時半までに机につくか、さもなければラッシュの終わる9時半過ぎに机につくか、どちらかにするようにはしているけれど、それでもやむを得ずラッシュの時間帯に電車に乗らなければならないときもある。
混んだ電車に乗ると、たいていは、みんなあきらめて混んだ電車に揺られているけれど、時には、ちょっと押されると、ぐいぐいと押し返して自分のスペースを守ろうとしている人がいる。そういう人はやはり、自分のスペースを守ることが、最低限の自分のプライドを守ることだと思っているのだろうと思う。気持ちはわからないでもないが、朝からけんか腰になっても仕方がないのではないか、とも思う。
プライドといえば、最近とみに自分の存在価値を声高に言う人が、私の周りにも世の中にも増えているように感じる。これだけたいへんなんだ、ということを主張することにより、自らの存在を肯定する。それ自体は悪くはないが、周りの人をあげつらってこき下ろして、自分の存在意義を主張するのは、聞いていてちょっと寂しい気もする。ますます世知辛くなる世の中で、仕方がないとはいいながら、もう少しお互いに気持ちをやさしくできないものかと、ついつい思ってしまう。
とはいえ、いわゆる団塊の人たちはみんなプライドが高く、電話が鳴ってもとりゃしない。そんな連中を見ていると、私もやっぱりカチンとくるので、まだまだ修行が足りないのかもしれないが。

我要檢舉

台長： pochi