昨日は書きませんでしたが、週末はディズニーランドに行ってきました。世の中は3連休の初日ということもあって、もう、ただ、人、人、人でした。
友達とみんなで出かけるのは嫌いではありません。120分待ちの列に並んでも、あれこれくだらない話をしていれば、時間はすぐに経つので、まあ、楽しい、でしょう。アトラクションそのものも、50歳以上の皆さんが言うように、くだらない、ものではなく、それなりに楽しめるものだと思います。あれこれいろいろと食べたり飲んだり、もまた楽しいものです。とはいえ、あの、人、はなんとかならないものでしょうか。それなりの額の入場料で、中の食事もそれなりの値段がするのに、あれだけの人が集まるということは、やはりまだまだ日本人は裕福なのかもしれません。セントーサは、誰もが遊びに行ける場所ではなかったですから、それなりに空いていましたが、それもまた考えさせられるところがありました。いずれにしても、私の給料では、なかなか、あのように頻繁にディズニーランドに行ってぱぁっと遊ぶということを繰り返せませんね。
もっとも、本当に裕福かどうか、疑問のところもあります。昨今の日本人の収入は、全体的にじりじりと下がってきていて、かつ能力格差が広がってきています。仕事に向かない人?の給料はじりじり下がってきていますが、でも、今までの生活は変えたくない。そうすると、携帯電話や、ディズニーランドはそのまま続けて、税金や保険料や給食費は踏み倒してしまう。そんな奇妙な状況が始まりつつあります。
シンガポールに住んでいた私には、税金を曖昧に踏み倒す、ということは、恐ろしくて考えられないところがありますが、金がないから払えないじゃないか、と声高に言い、またそれを許してしまう優しい社会、が今の日本なのでしょう。
ぱぁっとお祭りのディズニーランド文化は、Pixser の Lilo & Stitch や Finding Nimo で描かれる主題とはちょっと違う感じがします。どちらかといえば、Dream works のShrek に近いのではないでしょうか。ちょっと皮肉なところですね。
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