bebe2016 ㄧ直走著走著地，人生.

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あるインド人の友人に一年ぶりに会ってきました。一年前に、友人が101に面したビルに住んでいた。確かに12月頃の話だと覚える。彼がモデルさんのような顔つきをし、身長もまるでモデルのようなのだ。とにかく素敵なかたで一目惚れだった。金融関係の彼が、世界中を飛び回ってるみたい。私に出会った次の月に、彼が香港に転勤した。あれから、彼が、香港においでよ。と何回もメール来ていた。

C君と仲が悪かった時期に出会った彼だが、三ヶ月後に、C君と仲直りした。以来、連絡を取れてないまま、一年間を過ぎた。そうね。C君と縁が切れたから、彼がなぜか再び姿を見せた。

会おうよ。なあ、君、今度こそ！

あの日、ファミマで待っていたら、街の角側から彼がここに向かってきた。
私は、思わず手を強く振った。とっても、とっても、久しぶりなのだ。
笑いながら、赤信号の横断歩道の両サイドで、お互いに笑い出した。

あの瞬間、C君のことを思い出した。悲しく淋しくて。

緑信号に変わって私たちはお互いに歩み出した。横断歩道の真ん中、抱きしめた。友人のように。

やあ、Kちゃん、元気かい？
君相変わらず素敵だなあ。
僕、太ったでしょ？

ううん、ちっとも。素敵ですよ。A

ファミマの前に、2人はしばらく立っていた。
指と指の間に挟んだタバコの煙が、この一年間の年月を埋めたのような、ゆっくりと曇っていた。(つづき)